2021年01月03日

年頭所感

個人的には喪中に当たりますので、年初のご挨拶は控えさせていただきますが、
しょうたろう薬局としましては明けましておめでとうございます!

改めて昨年を振り返ると、2020は疫病やそれに対する恐怖感が蔓延すると共に、
“誰がウイルスを保有しているのか?!”といった隣人、他社への猜疑心、
あるいは“マスクは絶対に着用しなければならない!”“それを他人に強制される謂れはない!”といった、感染症に対するスタンスの違いからの対立が顕在化した年でもありました
かくいう私自身も、初期の初期こそは最大級の警戒をしていたことはこのブログを遡れば明らかですが、
今では武漢コロナへの感染そのものでなく、コロナの感染に過敏になりすぎることで生じる様々な社会的な弊害の方がより深刻な問題である、というような宗旨替えをしています。
恐らくそれは今でも 
“絶対にコロナにかかってはならない!” “コロナ感染者は須く隔離せよ!”
…という主義の方々とは相容れない考えとなるかもしれませんね


私がそのようにコロナ関連の考え方を変遷する基となっているのは“数字”です。
ここでいう数字とは科学的根拠をもついわゆる“エビデンス”とも呼ばれるものです。

例えば死者数
これまでの第一波、第二波によるコロナウイルスの犠牲者数を決しておろそかにするつもりはありませんが、インフルエンザなどの一般的な感染症で亡くなっている方の方が桁違いに多いことについては皆さんご存じでしょうか。
死者数で比べるならば、圧倒的に怖いのはインフルエンザの方です。
もしも“本来死ぬべきではない若者が死ぬことが無念!”というのであれば、自殺による死者数の方が圧倒的に無念ですので、対策をするのであればまずそちらから、、となるでしょう。
一方、コロナ下においては今までの飛沫などで拡大する感染症が逆に減少に向かっているといった報告についてはたくさんのドクターの方々が挙げられていとまがありません。

これらを総合的に鑑みれば我々が真に恐れるべき敵とはコロナによる直接的な死ではなく、病床を埋めてしまうことによって本来は助かった命が救われなくなるコロナ“関連死”の方である…といったことが明らかになってきます。
もちろん、いま直面している第三波による感染者、死者数はその最大値を日々更新しているところで決して油断はできないのですが、
一方で私たちはこうした“数字”についても気を配り、客観性をもって“正しく恐れる”ことが重要ではないかと、私は思っています。

ましてやこれからの2021年、ワクチンも登場します。激動の年となるでしょう。
皆さんはワクチン、どうなさいますか?
mRNAワクチンなどは特にすごいですね(-_-;)

これまでのワクチンは、ウイルスや細菌の死滅した一部分を使ったり、あるいは弱毒化させた変異種を体内に取り込むことでそれに対する免疫反応を誘導し、本番の感染症に備えるものでしたが、ある意味ではウイルスそのものを取り込むことになるので実際のインフルエンザにかかったかのような副反応がしばしば起こり得ました。
一方、mRNAワクチンはウイルスの抗原(私たちの免疫反応がその足掛かりにする部分)だけを体内で複製しますので、理論上はウイルスに感染した際のような症状は起こらず、今まさに恐れられている“変異”の影響も受けにくい(ウイルスの入れ物についているスパイク部の変異が少ない限りは、、)と言われています。
そんなmRNAワクチンは2020年の4-5月くらいに話題が挙がっており、個人的にも『これだ、これはまだですか!?』と期待するも『実現まであと2年はかかりそう』と言われていたので当時はかなりがっかりした記憶があります。
しかしそれももう実現しようとしていることが凄い、と二重の意味で驚いています。

一方、このmRNAワクチンについてもまた人類未踏の存在であるといえます。
未知のものには当然未知の恐怖がついて回ります。

私自身は、今となっては正直に申せばごめんこうむりたいと思っています。
急造の未知のワクチン、やはり怖いです。
でも、『できるならみんなは打ってくれwww』などとも思っています。
みんなが打って、安全性が証明されたら自分も打っていい


・・・なんて悪いやつなんでしょう!?こんなとこを念頭のブログに書いて良いのでしょうか(-_-;)
でも、私のような考え方をする人は案外少なくないのではないでしょうか。
それがある意味人間らしい、と私は私自身の卑怯さを許してしまっていますが
皆さんはいかがでしょうか

話はだいぶ逸れてしまいましたが、2021年のしょうたろう薬局では
“木ではなく森を観るように全体を俯瞰する”
“早期の情報収集と早期の実行”
の二つのテーマをもって感染症対策にあたっていきたいと考えています。

武漢コロナが一般化してパニックになり、一時的に品薄となったPPEなどを確保して現時点でも“正攻法”と考えられている対策の8割位が当初から可能となったのは、
幸いにも当薬局の利用者さんはもちろん、私を含めスタッフらのどなたからもコロナ陽性者を出さずに済んだのは、
2019年末辺りから情報を拾い漁り、周りは誰も動いていない中で早期に対策を始めた結果であったと振り返っています。

一方、情報はすぐに古いものになります。
わずかな成功体験に胡坐をかく暇はなく、常にアップデートが欠かせないのは薬学と同じです。
また“拙速”により早期に80点が得られたとしても、残る20点の問題について目を向けなければなりません。

この残る20点の部分については、皆さんとも一緒に考えていきたいとも思っています。

2021年も、良いものにしていきましょう!
posted by うたまろう at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌