2021年07月16日

薬剤にいける12歳という区切りについて

ヒトはいつから大人になるのか
日本の民法上は20歳から大人(18歳〜とする動きはあるがとりあえず)と定められている

ところが、医療の世界においては一足先に大人になることになる

代表的なのは15歳の区切り

大半の医薬品が15歳から成人量(大人の服用量)になるので、ここが小児と成人を分ける大きな区切りとなっている

一方で、12歳より成人量とされている薬剤もいくつか存在している
例えばアレグラ、デザレックスといった第二世代と呼ばれる抗ヒスタミン剤などがそれにあたる

15歳と言えば高校1年生あたりで、
おおよその二次性徴を迎えていて中には大人顔負けの立派な体の子もいたりするので、
15歳から成人!というのは納得しうる

しかし12歳といえばまだ子供の面影をそのままにした子がそれなりに多いので
これを成人というにはかなりの抵抗感があるが、
それでもここから成人量でOKという薬剤は少なからず存在しているので
12歳もまた何らかの区切りであることは間違いなのだな、、

そんな12歳という区切りについて私はひそかに“元服”と呼ぶことにしている
元服とはご存じの通り中世日本における成人の儀を行う年齢であり
時々によって5-6歳とも10-15歳とも言われ一定しないが
この12歳という薬学的な一つの区切りにおいてこれほどしっくりくる呼び名は他に無いと思っている

以前から当薬局を利用してきた子の抗ヒス剤が成人量に増量されるたびに
おお、この子もついに元服を迎えたのか、とその到来を心の中で祝っている

振り返ればオープンより5年
当時に小児錠、小児細粒を飲んでいた子たちが今は大人と同じ用量で服用しているのを見ていると
何とも感慨深い














私も老いたな!

posted by うたまろう at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | モショっとつぶやく