2020年08月02日

わざとやってること

最近、特に試用期間中のスタッフさんに対して意識していること、それは

「わざと粗い指示の出し方をする」
というもの
【不確定要素】を多分に孕み、“受け手次第でどうにでも解釈できる余地がある”最低な指示だと、自分でも思う
これは自分自身でxというファクターを決めない限り、指示者(私)が求めるyという正解にたどり着けないようになっている

それは【指示を受けた相手が誤りなく実行できるか?】という点から考えると極めて不適切な指示だ

にもかかわらずなぜ、そんな危険な指示の出し方をするのか?と言われれば…
それはもちろん、受け手の“確認能力”を鍛えるため

もちろん「○○は●●へ、ただその時に◎◎と言われる可能性が高いのでその場合は△△としてください」というような、受け手がまず誤認しない様にケアにケアを重ねた指示も不可能ではない

しかし調剤薬局はハッキリ言ってヒマではない
誰かから誰かに指示が出る、その時それが
一言一句違わず相手に伝わる確証など無い
あるいは、外部の医療機関からの言伝てが誤認しようの無い完璧なものである保証もない

つまりむしろ何かしら抜け落ちて伝わることの方が多いのが、医療機関の現実だ
人の健康、安全が危うい天秤の上にある、それが非常にムカつく!

でもそんな時、指示の受け手からも
「これは○○も●●とも取れるが、今は○○ということで間違いないか?」
という打ち返しが得られれば、互いの齟齬はグッと減るはずだ
あるいは自分自身が誰かに指示を出す場面において“どう伝えると相手は間違えないか”を考えるきっかけになる
自分がしゃべりたいことばかりに終始せず、受け手についてまず考えるようになれると、仕事もずっと楽になる
クッソ助かるのだ

だから常より決め細かな指示を出して、それに皆を慣れさせてしまうわけにはいかない
むしろ皆から【アイツから出る指示には良く気をつけねばならない】と思ってもらえたら本懐だ
なんならば【誰からの指示もヤバい】と思ってもらうのが最善、そう思いながらこんな取り組みを続けている


もちろんそれは、仮に指示が大きく間違いに振れたとしても“ヤバいこと”にならないような場面に限る
これで対外的に何かあれば本末転倒だ

最近は試用期間中の新人の比率が少し高くなっているが、この意図に沿い、きちんと指示の本意を確認して実行に移せるように鍛練していきたい

…もし、私の“超粗い指示”を額面通りに受け取ってしまったり、あるいは【不確定要素】をクリアしないまま、自分自身でも良くわからないまま適当な“ガキのお使い”を繰り返してしまうようならば…
残念ながら“適性無し”となる
posted by うたまろ at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌
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