インフルエンザ爆発どーん!!
なぜだ?今回は学級閉鎖になる判断が遅いのか?
とにかくインフルエンザが猛威、もういいよってくらいに猛威
さて、そんなインフルエンザにすっかりおなじみとなったイナビルですが、、
コレ、お子さんにお勧めがあった場合はよくよく検討してください
イナビル吸入粉末は従来のインフルエンザの薬とは異なり“一回だけ吸えば終わり”という紹介があるかもしれませんが、実際は“最低でも2吸入が必要”です(@を吸って、続けてAを吸います)
そしてこのイナビル、吸入の際に特異な風味が伴います
大人にとっては変な甘苦さですみますが、子どもにとっては看過できない嫌な味らしい
即ち@を吸った時点で『もうやだ!二度と吸いたくない!!絶対にだ!!!!!!』
となる可能性があります
繰り返しとなりますがこのイナビルは最低でも2吸入が必要です
かろうじて@を吸えても、Aまでしっかり吸えなければそれは成功とは言えません
ウイルスに対して効果がないばかりか、却って耐性のあるウイルスを残すリスクまであります
つまるところ、自身のお子さんがインフルエンザ+と診断された場合、
イナビルが提案された場合はただ“吸入ができるか”というポイントだけではなく、
“特異な不味さに耐えて二回目を吸う根性はあるか?”というポイントまで含めて検討していただきたい、ということです
なお誤解のないように書けば、イナビルを吸えないのが即根性なし、ということではありません
インフルエンザに罹れば非常にしんどいのでいつものようにいきません
普段は聞き分けの良い利口なお子さんであっても上手くいかない可能性が出てくる、ということです
こういったイレギュラーまで含めて検討されるのが患児にとって最良と思っています
ここでイナビル以外の手段について振り返ります
内服薬では先発品のタミフルが有名な、オセルタミビルのドライシロップ(粉)があります
従来通り5日間続ける必用がありますが、効果においてはイナビルに非劣等(劣らない)とされています
口からの服用が問題ない子であれば、それはもうオセルタミビルで十分なんじゃないでしょうか
2023年01月20日
2022年09月13日
面倒さは減る代わりに生じる別の問題
新型コロナウイルスへの対抗策として限定的に認可されていたラゲブリオ
これまでは国の管轄として保険請求に関わらない別者扱いとされてきたが、少し前にこれにも薬価がつけられた
そして来たる9/16から一般流通が開始することが正式に決定された
これによって何が変わるかと言われればまず煩わしさが減る
これまでは“ラゲブリオ流通センター”なる機関の管理下のもと、
調剤薬局であれば1店舗につき3個までの備蓄が許され、どなたか患者さんに処方されたらその情報を逐一報告してそれが発注代わりになり、、といった具合にそれなりの手間が発生していた
一般流通が開始されるということはそれが無くなる
しかし、それを手放しで喜べるのかと言われるとそうでもない
まず、保険証を忘れてしまうと10万円超の請求という非常事態が発生する
というのもこのラゲブリオ、薬価がべらぼうに高い
1カプセルが約2500円で、これを1日8個×5日続けるから40c…つまり1人1箱10万円が保険で請求される
これまで当方が受け付けたラゲブリオを含む処方せんが発行された患者さんの中にも、うっかり保険証を忘れてしまった方が少なからずいたが、これまではラゲブリオは窓口で請求しない扱いであったためにあくまでもその他の分について自費で払えば事足りた
しかし今後はまず主保険があり、そこから公費で賄われるという扱いに変わるので先に挙げた通り『保険証を忘れた場合は10万円以上を建て替えなければならない』という強烈な問題が浮上する
今後も当面は公費で賄われるので保険証さえあれば患者さんに負担がないことは確かなので、今後はとかく保険証が切れているとか忘れたとかが極力少ないようにされたし
あともう一個問題がありそうだけど、、それはまたの機会にしよう
これまでは国の管轄として保険請求に関わらない別者扱いとされてきたが、少し前にこれにも薬価がつけられた
そして来たる9/16から一般流通が開始することが正式に決定された
これによって何が変わるかと言われればまず煩わしさが減る
これまでは“ラゲブリオ流通センター”なる機関の管理下のもと、
調剤薬局であれば1店舗につき3個までの備蓄が許され、どなたか患者さんに処方されたらその情報を逐一報告してそれが発注代わりになり、、といった具合にそれなりの手間が発生していた
一般流通が開始されるということはそれが無くなる
しかし、それを手放しで喜べるのかと言われるとそうでもない
まず、保険証を忘れてしまうと10万円超の請求という非常事態が発生する
というのもこのラゲブリオ、薬価がべらぼうに高い
1カプセルが約2500円で、これを1日8個×5日続けるから40c…つまり1人1箱10万円が保険で請求される
これまで当方が受け付けたラゲブリオを含む処方せんが発行された患者さんの中にも、うっかり保険証を忘れてしまった方が少なからずいたが、これまではラゲブリオは窓口で請求しない扱いであったためにあくまでもその他の分について自費で払えば事足りた
しかし今後はまず主保険があり、そこから公費で賄われるという扱いに変わるので先に挙げた通り『保険証を忘れた場合は10万円以上を建て替えなければならない』という強烈な問題が浮上する
今後も当面は公費で賄われるので保険証さえあれば患者さんに負担がないことは確かなので、今後はとかく保険証が切れているとか忘れたとかが極力少ないようにされたし
あともう一個問題がありそうだけど、、それはまたの機会にしよう
2022年06月01日
かぶとむし
カブトの蛹を複数体預かった
カブトムシと言えばそのあまりにも短すぎるライフサイクルのことが浮かんできて
本格的な飼育を始める前に既にうつ状態wなのだけれども
預かった以上は責任を持って見守らねば、、
カブトムシと言えばそのあまりにも短すぎるライフサイクルのことが浮かんできて
本格的な飼育を始める前に既にうつ状態wなのだけれども
預かった以上は責任を持って見守らねば、、