『転職の思考法』の作者、北野唯我氏の新作
『天才を殺す凡人』

が目に入ったので買って読んだみたところ、
物語形式で1時間くらいでサクサク読めた上、非常にユニークな良書だったので書いておく

まずこの本の成り立ちが面白い
最近増えてきたけれど、この本の内容に先行して書かれたブログが元のネタになっていること。
それがなんと、巻末に載っている(笑)

後ろから捲ったところ

この著作の“肝”となる三角図
また、それに続きブログへの読者の反応もおまけになっている

このため、忙しいヒト、物語形式が嫌いなヒトは
この本の巻末だけを読めば、ある程度のエッセンスが得られるはず

左がブログ関連、右側が本編。こう見ると結構なページが割かれている
あともう一つ。
この本の主題としては“私は天才?凡才?”というような診断法ではないので留意されたし。
あくまでも“様々なタイプの人が存在する組織の中で葛藤し、でもその中で光明を見出そうともがく人”のために書かれた、そんな本であると個人的には受け止めている。
また
『貴方の中には天才も、秀才も、凡才も(それぞれが異なる比率で)存在する』
そういった章も終盤にある。
ちなみに私自身をこの本の内容に照らし合わせると
天才3:秀才5:凡才1、、
『凡才を殺す秀才』と『凡人に殺される天才』の両面があり、
つまり安定期のフェーズにある組織における最大の害悪になりうる暗黒面が露呈された(笑)
これは古本屋さんに売ってしまう前に、少しお店に置いておこう、、
posted by うたまろう at 13:34|
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