2022年03月14日

いのちでいのちを削る

『5人の命を守るために1人の命を奪うことができるか』

という問いについて考える「トロッコ問題」と呼ばれる有名な思考実験があるが、
今まさにウクライナにおいて同じ問題が出題されている

様々な論点が存在するだろうが、ここでは
『世界の平和のためにウクライナの人々には犠牲になってもらうことを是とするか、否か』
という問いについて考えてみる


まず「3日で首都陥落」とも言われていたウクライナだが
侵略者への隷属を良しとせずいう気概に西側諸国からの支援が相まってか、今なお抵抗は続いている

西側陣営が「ここでロシアの息の根を止める」と言わんばかりに支援物資を送り込んでいるのは、今回のウクライナはこれまでの朝鮮半島やベトナム、アフガニスタンやシリアなどと異なり
“直接ロシアの喉元に刃が届く”特別な戦場であるためで間違いないだろう

一方のロシアも侵攻により日ごとに2兆円を垂れ流しているというから、手ぶらで帰れないことはもちろん、もはや軍事目標と民間人を区別するゆとりなどないものとして考えるべきだろう

ウクライナもよく耐えているとはいえ、本土防衛ともなれば国土は蹂躙され、女・子供を含む非戦闘員の死傷者も増える一方だ

情報筋によれば金融制裁も相まって6月頃にはロシア崩壊の見通しとのことだが
仮にそうだとしてもまだ3か月以上もこの泥沼が続けばウクライナも破滅的なことになっていることは間違いない
そういった背景のもとに“貴方はウクライナについていかに考えるか?”ということが世界中に問われている

先に個人的なの考えを申せば
西側陣営が間接支援続けることでウクライナの国土を犠牲にしてでもロシアを壊滅させようとすることを支持する
となる

ウクライナの方々には申し訳ないが、明日は我が身だ

もしもロシアがウクライナを制圧すれば、その前例によって今度は某国が台湾を、ひいては我が国に手出ししやすくなることは明らかなので、その懸念を振り払うには今ここで帝国主義者の息の根を止める必要がある
そして、今こそがその好機なのだ、、

『トロッコ問題』で言えば、間違いなく5人の中に自分たちも含まれている

『トロッコ問題』が思考実験として成り立つのは【自身とは無関係な5人と1人】について論じているからだ
自身と無関係な5人と1人についてだからこそ、“その命の重みの差”や“それらの命運に自身が関与する事の是非”について意見がやまない
しかし自分を含めてになればそうはならない
自分が5人の中に含まれていれば大半の人が迷わず1人を犠牲に出来るし、
なんならば自分が1人の方に含まれていれば5人を殺すことになろうともヒトはレバーを押せる
そのことを自覚しておくことが、今まさに犠牲になっているウクライナ人やわけもわからず戦地に送り込まれて死ぬロシアの若者に出来る唯一の事なのではないかと考えている

一方でこの問いに対する別の解として
『早く降伏しましょうよ!逃げても生きていればどうにかなります』
といった意見もあるようだが
これが見事に失笑を買っているのは言うまでもなく、自身に差し迫ったトロッコについて認識できていないとみなされるからだろう
あるいは近代的な文化様式に慣れ切ってしまった現代人にとって、ロシア政権のような前時代的な帝国主義は非常に異質なものとして映ることに気づけない共感性の少なさか、、


さて、まとまりが無くなってきたが一つ重要なこととしてわかったのは
生き残るためには常に5人の側になるように立ち回るべきということ

私たちが真に心配しているのはウクライナそのものではなく、ウクライナの“次”であろう自分たちだということは当のウクライナ人たちもよく分かっているだろう
そんなウクライナの生存戦略としては5人の代わりに犠牲になる1人ではなく、どうにかして5人の方に入ることにある(発端となるNATO入りを求めていたこともこれに当たる)

もっと大きな視点で言えば私を『私たち』に置き換える事だ
そうなると今度はウクライナを含む世界が5人に入り、今度はロシアが1人になる
そして今、現実に世界はその様になろうとしている

非常に強かである
今後、必要な場面では参考にしようと思う
posted by うたまろう at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | モショっとつぶやく

2022年03月03日

少し前に話題になっていた

ヒトは誰かをののしる際に“自分が言われた時に一番嫌だな”と感じるであろう言葉を発する

という仮説
真偽のほどは確かめようがなかったが、昨今では

『このファシストめ!!』

『お前たちはナチスだ!』

というグローバル悪口を目にしていると

なるほど正解だった


と思わざるを得ない

まさに自分を映す“鏡”だね
自分のコンプレックスを露わにしてしまうから、そういう意味でも悪口なんて言わない方が良いのだろう


そうなると、自分はヒトに対してどんな悪口を言ってきたのだろう?(自分のコンプレックスは何だろう?)ということが気になってくる
振り返ってみたところ、私はどうもその例には含まれず
“相手が一番言われたくない事は何か?”を入念に推察しつくしてから悪口を言う様にしていたようだ
あるいは一見して悪口に聞こえないけれどよくよく考えると皮肉になっているような言い回しが大好き過ぎるみたいだ
なんというか、我ながらドン引きした

口は禍の元
されど
口に戸は立てられず、、
posted by うたまろう at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | モショっとつぶやく

2022年03月02日

分水嶺

“世界平和の敵”との認定を受けたロシア
国家上層部の首を差し出すか、それとも核戦争か
もはや後戻りできない位置まで来てしまっているようだ

『ロシアが一方的な悪ではありません!!』と必死に逆張りをしたい“有識者”もチラホラ現れたり、
現ウクライナ政権もまたロシア系住民に対して色々ときな臭いことをやってきていたことがバレつつあるけれども、それでももうこの流れは止まらない

さすがに【核による恫喝】までやってしまったばかりにどんな大義名分も引っ込んでしまったのが大きいのだろうが、それにしてもロシア嫌われ過ぎなのはなぜか?

個人的にはこの構図を後押ししたのは普段からのチンピラムーブのせいではないかと思っている

近くではクリミア併合というあからさまな侵略をしでかし、
もっと最近で言えばオリンピックで国家を挙げてドーピングが未だにやめられないRussia

そんな国の信頼性?と、誰だってなるだろう

日本にも太平洋戦争の末期のドサクサに『日ソ不可侵条約』を一方的に破棄されてシベリア抑留や北方四島の強奪されたという歴史がある
以後、日本にとってのソビエトとは“下劣な火事場泥棒野郎”と書き換えられることとなった
(これらを行ったのはソビエトかもしれないが、ロシアがソビエトを引き継いだならばその後始末も同じく引き継いで清算するのが道義というもの)

それにもかかわらず北方領土の返還に関してインタビューを受けていたロシア人が
『これは日本が侵略戦争に敗れた結果として失いロシアが手にしたものよ』
なんて答えていたことは記憶に新しい

さすがにこの不勉強さにはイラっとくるな(笑)

偶々一部の偏った意見であれば幸いだったが、どうもこれが一般的なロシア人の歴史認識らしい
資源国として奪い奪われるを繰り返してきた歴史的背景は分からなくもないが、
こんな時代遅れの感性では周辺国と折り合いがつかなくなるのは明らかだ

古代〜近代に至るまでの様々な衝突は避けて通れない道だったかもしれないが、多くの国々はどうにかしてその後の関係修復につとめてきたが、ロシアにおいては武力や資源による恫喝で相手を黙らせることにばかり終始してはいなかったか
その結果として世界に一丸となって敵視されたとするならば
ぜひ“侵略戦争に勝利した結果”としてこれをかみしめていただきたい。遠慮なく

・・・あ、かなりトゲトゲしいかな?
祖先に替わってのソ連へのヘイトスピーチはここまでにしよう

大事なのは未来志向

日本にとっての最大かつ分かりやすい禍根が北方領土にあるということは、逆に言えばその返還が友好回復のカギになるということ
これまで幾度か四島返還の機運が高まったことがあったが、今にして思えばあれこそが“分水嶺”だったのだと振り返ってる

もちろん今の困窮する進退窮まったロシアから返しますゴメンナサイが来ても『はいそうですか』で終わる可能性が高いので今更遅いのだけれども

もしもこれがあくまでも強国ロシアから、『侵略戦争の勝利の結果!!』…としての領土が返還されたとしたら、それはどれほどの衝撃になったか想像もつかない

両国間の歓待ムードの高まり
なんだったら北海道と樺太に海底トンネルとか、文字通り両国に橋(とんねるだけど)がかかる未来もありえた

かのプーさんも日露の関係をとりなした英断を行った人物として教科書に載っていたことは間違いないと思うが、それももはや潰えた

今や別の意味で教科書に載ることが確定的になってしまったけれど、それって本望?

まぁ、偉大なる指導者の価値観や考えかたは私には分かる由もないか

ただ少なくとも私は、もしも自分が歴史に名を刻めるならば前者の方が喜ばしいと思う
posted by うたまろう at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌

2022年02月24日

ウクライナ事変後に起きること

排外主義の台頭

仮想敵国籍の外国人いる
→数集めて自治区作る
→仮想敵国が『自治区の自国民が虐殺されている』といって軍事行動しかけてくる

…という流れがこのウクライナで確立してしまったため
これからは自国籍民以外を国土から排除する動きが活発になるだろう

今回のロシアはもちろん、
各国にとっての『仮想敵国』となりうる民族にむけてヘイトクライムの引き金を引かせることになったロシアの罪は大きいな
posted by うたまろう at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | モショっとつぶやく